もしかしてみんな疲れてるんじゃね?

 当研究所が動画に手を出したのは2025年12月あたりのタイミングなのですが、この記事を書いている26年5月、つまり半年しか経っていない時点で、すでにもうAIツールのモデルが大きく変わった印象を受けます。特に動画についてはSeedance2.0、静止画についてはGPT-Image2の登場も大きな話題になっていますが、この記事も年末に見返すころには古いネタになっている可能性が非常に高く、それくらいAI生成の進化の速度が速いと感じます。

 SNSでAI動画関係の人をフォローしていると解るのですが、とにかく動画の検証ネタが多いです。確かにパートナー契約などの関係でやっている人もいるという背景もありますが、おおむね10~30秒くらいの動画が多く、動きがこうなった、一貫性がこうなった、という話題に事欠きません。

 しかしこれも行き過ぎると「またいつものかよ…」という、うんざりした気持ちになるという意見も実はちらほら出てきているのです。

 また、ツールの進化があまりにも早いために、時間をかけて制作できないという状況が発生します。AIが作ると言っても、生成や編集に時間がかかることが多く、10分の作品を作るのにも1~2か月というスパンは決して珍しくありません。のんびり作っているうちにモデルが変わり、今手掛けている新作の技術が、完成前に古くなってしまうという異常な状況すら起きています。これについては実際にAI映像に関わるプロの方からも、今は長編には手を出さずに小刻みに短編を作って腕を磨くべきだという意見も出ています。

 さらに、生成の品質は格段に良くなったとはいえ、まだまだ生成するだけで即プロレベルの品質かというとそうでもなく、一貫性も課題として依然残ったままです。

 新しいモデルが出る→検証する→また新しいモデルが出る→また検証する、映像に関するプロであれば仕事という事で避けられないとは思いますが、このループを趣味レベルの個人がこなすのは難しく感じます。特に生成のクレジットも多大でコストがかかり、遊びでやれる金額を超えてくる印象があります。

 各生成サービスもまだまだ群雄割拠でし烈なシェア争いではありますが、個人製作の人たちは息切れしてるような印象を受けます。つまり今の時期はAIの性能に依存しない、構成力、編集力を鍛える方が良いのかも知れません。

 皆さんはいかがでしょう。

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